最近、首スジから肩部分の痛みが強い患者様が多いように感じます。
患者様の中では、お仕事中や、自宅での家事の姿勢などで筋疲労を起こすような姿勢で、過ごしていられる方が多いとおもわれます。
例えば、デスクワークなどで背中を丸めた姿勢で長時間過ごしたりしていたり、 車の運転中に負担のかかる姿勢で運転していたり、カバンなどの荷物を同じ側の上肢で持っていたり・・・
このように、長時間良くない姿勢を取ってしまい、筋疲労を作り出してしまっています。
長時間背中を丸めた姿勢ですと、首の筋は硬くなり血流を阻害してしてしまい、疲労がどんどんと溜まっていきます。
運転中の座席の背もたれを倒しすぎると、猫背になりやすくなります。また片手運転にもなりやすく、左右差が出来るために疲労が溜まりやすくなります。
バック等の荷物を上肢で持つと、肩関節に負担が掛かります。上肢へ負担が掛かると、肩関節周囲の筋肉が常に緊張してしまうので血行が悪くなり疲れが溜まりやすくなります。
このように首スジは、頭の重さを支えているだけでなく、背中や肩の疲労とも関係しています。
知らないうちに取ってしまっている悪い姿勢で筋疲労を溜めてしまい、痛みを発症させてしまいます。
首筋の痛みでお困りの患者様は、常日頃から良い姿勢をキープする事を心がけると、体への負担は軽減され、痛みの緩和にもつながると思います。
ラビット鍼灸整骨院では、良い姿勢のアドバイス等もおこなっおりますので気軽にご相談下さい。